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過去作品集

※ 作品に関するデータはすべて受賞当時のものです。

第39回 大阪まちなみ賞 受賞作品 -2019- (令和元年)

第39回大阪府知事賞

認定こども園 日吉幼稚園
講評
認定こども園 日吉幼稚園

郊外住宅地の開発以前から小高い丘の上に立地していた幼稚園であるが、周辺の開発によって住宅地に接して建つこととなった。園舎の再整備にあたって既存の石積み擁壁を崩し、5mもの高低差のある敷地境界にひな壇状の擁壁を構え、巧みに分節化を図っている。分節化は形状だけでなく、色や大きさ、表面デザインの異なる煉瓦タイルをモザイク状に積み、さらに四季折々に花をつける植栽を施すことでさらなる分節化を図っている。こうした手間暇を惜しまない設計と施工がみごとな地域景観を生み出している。

審査委員長:  久 隆浩
撮影者:  絹巻豊
概要
建築位置高槻市日吉台六番町10‐2
完成年月 2016年3月
主用途 幼保連携型認定こども園
建築主 学校法人 成城学園
設計者 竹原義二/無有建築工房
施工者 (株)藤木工務店 大阪本店

第39回大阪市長賞

JO-TERRACE OSAKA
講評
JO-TERRACE OSAKA

以前の姿をよく知るものとして、この変わり様は驚きとともに大変嬉しい。既存の樹木を残して施設が分散配置され、歩いて楽しい賑わいのあるストリートが生まれた。大阪城公園駅とデッキで繋がり、施設群へのアプローチもスムーズで、二階のデッキからは通りを見下ろすことができる。高さを抑え屋根勾配を統一した施設群は、周辺環境に溶け込んでいる。「指定管理者制度」を利用し、都市公園を活性化する意欲的な新たな取り組みによる、賑わいのあるまちなみの創出という点で、大阪市長賞にふさわしいプロジェクトである。

審査委員: 指田孝太郎
撮影者: (株)伸和
概要
建築位置 大阪市中央区大阪城3‐1
完成年月 2018年6月
主用途 飲食、物販
建築主 大阪城パークマネジメント(株)
設計者 大和ハウス工業(株)一級建築士事務所
施工者 大和ハウス工業(株) 本店

第39回審査員特別賞

城東区複合施設
講評
城東区複合施設

分散していた区の施設を集め、新築した。区役所、区民センター、図書館、老人福祉センターという多様な施設を一体のシルエットでまとめている。住民の音楽活動が盛んなことにちなみ、五線譜をイメージした壁面緑化が印象的だ。一方で北側は公園に大きく開いた透明感のあるつくりで、公園とつながるバルコニーを各階に設けるなど、人々の交流を生む仕掛けが施されている。「役所『らしくない』建築」を目指したことで、街に潤いを与え、住民に開かれた空間になった。

審査委員: 羽根和人
撮影者: 河合止揚
概要
建築位置 大阪市城東区中央3‐5‐45
完成年月2016年3月
主用途区役所、集会所、図書館、老人福祉センター、事務所
建築主大阪市
設計者(株)日建設計、大阪市都市整備局
施工者淺沼・中林 特定建設工事共同企業体

第39回緑化賞

日本生命病院
講評
日本生命病院

本施設は、低層部1階をコリドー化し、カフェやイベントホールを配して地域に貢献し、立ち寄りやすく配置された敷地西側の公開空地が、都市広場としての効果を発揮している。空地内の園路については、曲線を使ってゆったりと歩行できる空間を演出するとともに、植栽樹種については、北西角のケヤキが、旧府庁周辺に植えられていたケヤキのイメージを継承させながらシンボルツリーとなり、シマトネリコやヒトツバタゴをはじめ多様な樹種が緑量感と季節感を醸し出している。

審査委員: 下村 泰彦
撮影者: (株)伸和
概要
建築位置 大阪市西区江之子島2‐1‐54
完成年月2017年10月
主用途病院
建築主日本生命保険相互会社、(公財)日本生命済生会
設計者(株)大林組
施工者新日生病院建設共同企業体((株)大林組、大成建設(株))

第39回建築サイン・アート賞

大阪北NKビル
講評
大阪北NKビル

大阪の北、繁華街のすぐ傍に 既に馴染む建物がある。北の公園の緑地に恵まれ、軒の深いテラスは腰を下ろしたくなりそうな佇まいだ。建物のサインを含むエントランスは中庭の壁面へと繋ぐモダンで繊細なデザインはおもわず誘い込まれる優しさを見せる。サインや広告は目立つだけではなく、その建物の持つ特性を伝えるモノでありコトでもある。此処でも新しい形のデザインが素材の新しい使い方を示しているコトを見せてもらえた。

審査委員: 夏原晃子
撮影者: 母倉知樹
概要
建築位置 大阪市北区芝田2‐4‐10
完成年月2018年4月
主用途ホテル
建築主JR西日本不動産開発(株)
設計者(株)竹中工務店
施工者(株)竹中工務店

第39回奨励賞

児童養護施設 田島童園 北館
講評
児童養護施設 田島童園 北館

田島童園北館は雑然と低層住宅や商店が建ち並ぶ市街地にある。1階を半層掘り込むことで周囲の建物と軒の高さを合わせ、大胆な造形で分節化を図り周囲のスケールに馴染ませるなど、まちなみとの調和への想いが感じられる作品である。

審査委員: 上村 晋
撮影者: セイリョウスタジオ
概要
建築位置 大阪市生野区林寺5‐11‐24
完成年月2018年6月
主用途児童養護施設
建築主社会福祉法人 田島童園
設計者(株)創間社 大仁思篤+(株)テンフォーテン 牧野隆義
施工者(株)トータルトーク

第39回奨励賞

松下幸之助歴史館
講評
松下幸之助歴史館

80年を超えて地域の景観を作り出してきた本社社屋の復元を、瓦とタイルの焼きむらや、シンボルの舵輪と煙突などを執着を持って実現している。駅から桜広場に続く道路側のフェンスをとり、セキュリティラインを奥に下げて敷地を歩道と一体化させ豊かな公共空間の広がりが生まれた。幸之助氏が植えた個性的な刈込みのカイズカイブキと彫刻が印象的だ。

審査委員: 藤本英子
撮影者: 古川泰造
概要
建築位置 門真市大字門真1006番地
完成年月2018年2月
主用途博物館
建築主パナソニック(株)
設計者(株)竹中工務店
施工者(株)竹中工務店

第39回奨励賞

DESCENTE INNOVATION STUDIO COMPLEX
講評
DESCENTE INNOVATION STUDIO COMPLEX

一つの丘に建てられた建築は、光も風も通す空間をベクトルの形状で囲い込み。まさに社名の「滑降」が如くスピードを持って飛躍しそうなフォルムを持つ。周囲250Mのトラックがその空間を貫き、ダイナミックなインテリア空間を作り出す。しかし周辺景観からは突出していない。壁にワンポイントのロゴマークも印象的だ。

審査委員: 藤本英子
撮影者: Nacasa & Partners Tnc.
概要
建築位置 茨木市彩都やまぶき2‐3‐2
完成年月2018年7月
主用途事務所
建築主(株)デサント
設計者(株)竹中工務店
施工者(株)竹中工務店

第39回奨励賞

大阪重粒子線センター
講評
大阪重粒子線センター

大阪城と正対するファサードは、城壁をモチーフとした石打込みPC版が緻密に積み上げられ、まちなみに新たな表情を与えている。巨大な重粒子線装置を建屋形状と配置の工夫によりボリュームを低減させ、景観形成に貢献している。

審査委員: 上村 晋
撮影者: (株)写真通信
概要
建築位置 大阪市中央区大手前3‐1‐10
完成年月2017年9月
主用途診療所
建築主大阪重粒子線施設管理(株)
設計者(株)日建設計
施工者鹿島建設(株) 関西支店

第39回奨励賞

三菱UFJ銀行 大阪ビル
講評
三菱UFJ銀行 大阪ビル

本施設は、御堂筋の高さ制限緩和による高層建築において低層部と高層部とを切り替えることにより、威圧感の解消とまちなみの連続性を図っている。御堂筋のセットバック部分を除き、外周部の列植が緑量感の向上に寄与している。

審査委員: 下村泰彦
        
撮影者: 川澄・小林研二写真事務所
概要
建築位置 大阪市中央区伏見町3‐5‐6、3-4-9
完成年月2018年3月
主用途事務所
建築主(株)三菱UFJ銀行
設計者三菱地所設計・東畑建築事務所設計監理共同企業体
施工者大林・錢高・大末共同企業体

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