作品詳細 桜ヶ丘大正住宅改造博覧会跡地/第17回特別賞

2021年1月17日
住宅等

第17回 大阪まちなみ賞 受賞作品 -1997- (平成9年)

桜ヶ丘大正住宅改造博覧会跡地/第17回特別賞

講評

 大正11(1922)年に「住宅改造博覧会」が当地で開催された時に建てられた洋館(当時25軒建設)が9軒現存。

 大正時代の洋風住宅がまちなみとして残る全国でも貴重な住宅地である。大正11年に、実物住宅を展示した住宅博が開催され、博覧会終了後、出品住宅がそのまま居住に供されて9軒が現存する。入念な施工と住み手の維持管理によって住み継がれ、75年の星霜を経た住宅が健やかにたたずむ。住み手の誇りと愛着の深さによって、さらに上品な趣が増すことを期待したい。曲線を描いた道筋は、洋風の住宅外観とともに、周辺住環境のランドマークになっている。

講評者 審査委員 今井範子

概要

建築位置

箕面市桜ヶ丘2‐6・2‐7

自治会:桜ヶ丘会

完成年月

大正11年

主用途

戸建住宅

建築主

設計者

施工者

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